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SES(客先常駐)をやめたいと感じた時はどうすべき?対処法まとめ

客先常駐 やめたい

この記事は、SES(客先常駐)をやめたい方について書いています。

今まで頑張ってSES(客先常駐)を続けてきたけど、どこかで心が折れてしまった。

長く続ける仕事ではないな。と思い、客先常駐をやめたいと感じてしまう。

その気持ちとても分かります。

私自身もITエンジニアを目指し、SESとして働いていた時期がありました。

結果として、このままではダメだと感じ、1年経たずにSESをやめました。

今回は、SESをやめたいと感じた時にどうすべきか?を私の実体験と共にご紹介します!

客先常駐 やばい【体験談】客先常駐はやばい?その理由を徹底解説

SES(客先常駐)をやめたい方は多い

ses 辞めたい

それでは早速、SES(客先常駐)辞めたいについて紹介していきます。

実際、SES(客先常駐)をやめたいと感じている方は非常に多いです。

私自身も客先常駐をしていたから言えますが、SESの離職率は相当高いです!

SES(客先常駐)の中には離職率が30%という会社も多く、他の職種と比べて異常な高さと言えます。

厚生労働省が発表したデータによると、全職種の離職率の平均は約15%ほどなので、倍以上という酷い環境です…。
(参考:厚生労働省 「雇用動向調査」

SESをやめたい理由・離職率が高い理由を簡単にご紹介します。

SESはITピラミッドの底辺になりやすい

まず、IT業界はピラミッド構造と言われています。

ピラミッド構造とは、受注を受けた会社が部分的あるいは全ての業務を下請け企業に委託していく流れのことです。

SESやめたい
引用:第二の就活

当然ながら一次受けに派遣・常駐することは滅多にありません。

運よく二次受け・三次受けに入れたとしても、多忙で上流工程を経験できないまま働くので、キャリアアップも目指せません。

しかも、SESのメイン案件は三次受け以下が多く、四次受けなんて利益も少ないのに案件の中で最も時間のかかる作業を担当することになります。

下請け企業になるほど賃金が安いのに業務量が多くなり、ブラックな環境が出来上がってしまうという悪循環。

その悪循環の中でも最底辺になりやすいのがSESなんです…。

IT系の仕事は人手不足で転職しやすい

離職率が高い理由として、大きな要因は「転職しやすい」という点。

そもそもIT業界といっても、たくさんの職種があります!

・システムエンジニア
・サーバサイドエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・ネットワークエンジニア
・インフラエンジニア
・組み込みエンジニア
・IoTエンジニア
・データベースエンジニア
・社内SE
・テストエンジニア
などなど…
参考:パソナテック‐ITエンジニア15種類を一覧で一挙紹介!

求人数も非常に多く、今後の需要も増えていく業界です。

ここ数年ずっと人材不足の業界なので、転職は他の職種よりもしやすいです。

我慢して働くのは時間の無駄

更に、離職率を高める要因として挙げられるのが「働き方改革」「多様性」と言った働き方の変化です。

一昔前は新卒至上主義で「会社を辞める=おかしい」と思われていました。

しかし今は違います。

多くの方が転職してより良い会社に入社しています。

転職する事が当たり前の時代になっています。

今の環境が嫌だ。と我慢しながら働くことはしなくて良い時代なんです。

転職が当たり前の時代なので、SESをやめてより良い企業に転職してみてはいかがでしょうか。

SES(客先常駐)をやめたい時にやるべきこと

SES やめたい

ここからは、SESをやめたい・やめる時に気を付けるべき事をご紹介します。

後で後悔しないためにも、しっかりと注意しておきましょう。

バックレはNG!しっかり退職意思を伝えるべき

良い大人なので無いとは思いますが、バックレだけは絶対にやめましょう。

SESの特性上、辞めるときには多くの人を巻き込みます。

アナタが勤めている会社はもちろん、現在どこかの企業に派遣されているならその会社にも報告が必要です。

何も言わずにバックレるという選択肢は、最悪のケースだと賠償金を請求されるケースもあります。

やめたい理由はちゃんと伝える

先ほども言った様に、転職する事は悪い事ではありません!

今の時代、転職しない人の方が少ないです。

アナタがSESを辞めたいという意思を理由もつけてしっかりと伝えましょう。

なぜやめたいのかをしっかり伝えることは、次の転職活動でも役立ちます。

転職活動では、なぜやめたのかを必ず聞かれます。

その時の練習だと思って、アナタがSESをやめたい理由を整理しておきましょう。

やめさせてくれないなら退職代行を使うとラク

やめたいという意思を伝えても、なかなか納得してくれない会社もあります。

「客先との契約が…」
「ここでやめたら…」
「他でも通用しない…」

など、色々言われることもあるでしょうし…。

正直そんなことを言ってくるのは無視して辞めれば良いですし、企業側が退職を断る事は出来ません。

ただ、なかなか強く言いにくい方や「退職の手続きで会社の人と会うのすらしんどい」という方もいますよね?

そんな時は「退職代行サービス」を検討してみてはいかがでしょうか。

退職代行サービスを使えば、すべての退職手続きを代行してくれます。

多少のお金はかかりますが、会社とのやり取りやすべての退職手続きを代わりにやってくれるので精神的にラク。

退職の交渉もしてくれるので、会社がやめさせてくれないと悩む方でも安心して利用できます!

【退職代行ガーディアン】退職代行の詳細はこちら

やめる前に転職先を決めておくべき

もうひとつ大切な事があります。

それは、転職先を決めておくことです!

転職先を決めずに仕事をやめてしまうと、金銭面で非常にしんどくなります…。

私も経験しましたが、転職先がなかなか決まらずかなり苦しい生活をしました…

多少の貯金があったので何とかなりましたが、仕事が無い・お金がなくなるという2つの不安は、とてつもないです。

アナタに莫大な生活資金の貯金があれば別ですが、やめる前に転職先を決めておくことは大切です。

また、転職活動には転職エージェントを使ってみてはいかがでしょうか。

転職エージェントを利用することで、様々なメリットがあります。

・アナタに合った非公開求人を提案してくれる
・転職のプロにキャリア相談ができる
・応募書類の添削を受けられる
・面接対策ができ、選考通過率がアップする
・企業とのやり取りを代行してくれる
・企業の採用担当者にアピールしてくれる
・内定決定後もサポートしてくれる

アナタひとりで転職活動をしていると見過ごしてしまうポイントを抑えられます。

特に、重要なのが非公開求人です!

非公開求人は、その転職エージェントでしか紹介していない求人です。

優良企業の求人は、多くが非公開求人を使っています。

IT業界の募集は応募数も多くなるので、非公開求人を多用しています!

今まで検索しても出てこなかった優良企業の求人を紹介してもらえるだけでも、大きなメリットです!

企業側がIT人材を見つけるのはエージェントが一般的です。

エージェントを使うだけで採用される確率はグンとアップします。

リクルートエージェント

 (5)

リクルートエージェントは、転職支援実績No.1(累計37万人以上の方が転職を実現)の転職エージェント。

転職者の8割が利用するほど大人気の転職エージェントなので、困ったら登録しておくべきです!

doda

 (4)

dodaは、20代から50代まで業界や業種を問わずに対応してくれる業界最大手の転職エージェントです。
全国に拠点をもっていて、安定感、企業の多さ、対象の広さや実績から多くの方が信頼しています。

求人の量・質ともに満足度の高く、初めてエージェントを使う方でも安心です!

SES(客先常駐)を続けるメリット

ここからは、まだSES(客先常駐)をやめるか迷っている方に、メリットとデメリットをご紹介します。

まずはSES(客先常駐)を続けるメリットをご紹介しますが、私は2つだけだと思っています。

人間関係リセット
スキルの幅が広がる可能性あり

詳しくご紹介していきます。

人間関係リセット

SESのメリットとして感じたのは、毎回の人間関係がリセットされることです。

SESは派遣なので案件が終われば、別の企業に常駐する事になります。

短いと1ヵ月で案件が終了して次の案件に…なんてこともあります。

次の案件になれば、別の企業なので人間関係はリセットされますよね?

例え嫌いな人がいたとしても、案件が終われば一生会う事はないというのは精神的な安心感が大きいです!

普通の企業であれば、苦手な人・嫌いな上司がいてもずっと付き合っていかなければなりません…。

もちろん、仕事に慣れた環境がリセットされることはデメリットに感じる方もいます。

しかし私の様に新しい人間関係を築くのが、得意な方には人脈も広がるのでメリットと言えます。

スキルの幅が広がる可能性あり

もう一つのメリットは、「スキルの幅が広がる」という点。

SESはいろいろな企業を渡り歩けます。

長く働けば、それなりに幅広い知識を身につける事が出来ます!

知らない企業や業界のノウハウやスキルを習得できるというメリットもありますよね?

ただ、注意しなければならないのは、あくまでも可能性があるだけです…。

中には、何年も下流工程のテスターやヘルプデスク業務・資料作成をやるだけで全くスキルが上達しない可能性もあります。

私が勤めていた企業には35歳で下流工程の案件を3年やらされている方がいました…。

また、アナタがやりたい仕事が出来るとも限りません。言ってしまえば運的な要素もあります…

その辺は注意してSESを続けるべきですね!

SES(客先常駐)を続けるデメリット

客先常駐 やめたい

ここからは、SES(客先常駐)を続けるデメリットをご紹介します。

正直、デメリットはたくさんあります!

・給料が上がらない
・安定した収入が見込めない
・キャリアアップに繋がりづらい
・仕事内容を選べない
・やりたい言語を使えない
・会社からの評価がない
・自分がどの会社の人間がわからなくなる
などなど…

紹介していくと、どんどん記事が長くなるので今回は割愛させて頂きます。

あえて言うなら、「SESはアナタの時間を売る商売」という事です。

デメリットなどはこちらの記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひご覧ください!

客先常駐 やばい【体験談】客先常駐はやばい?その理由を徹底解説

まとめ

アナタがSES(客先常駐)をやめたいと思う事はおかしいことではありません。

世の中の多くのITエンジニア達がSESをやめたいと感じています。

実際、私自身もSESから転職していますし、多くの方が自社開発や社内SEなどに転職しています。

IT業界はまだまだ人手不足で多くの選択肢がある業界です。

辛いし、仕事が嫌でやめたい。と感じながらSESを続けるメリットはありません!

今では転職するのが当たり前の世の中です。

アナタもこの機会に転職を目指してみてはいかがでしょうか。