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【2024年版】炊飯器は象印とタイガーどっちがいい?特徴と性能を比較

炊飯 器 象印 タイガー どっち

この記事では、炊飯器は象印とタイガーどっち?をテーマに書いています。

ご飯のおいしさに直結する「炊飯器」。

でも実際に炊いてみる前に、どの炊飯器がいいか知るのは難しいですよね。

とはいえ、長く使うものだから、失敗したくない。

そんなお悩みにお答えするべく、炊飯器の人気メーカー・象印タイガーの炊飯器を徹底比較しました。

炊飯器はタイガーと象印どちらが良いか気になる方は、ぜひ参考にしてください!

炊飯器は象印とタイガーどっちがいい?

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それでは早速、炊飯器は象印とタイガーどっちがいいのか紹介していきます。

簡単に結論から言うと、

保温と手入れのしやすさにこだわる人は象印がおすすめ

炊飯メニューの充実と土鍋風の炊きあがりを重視する人はタイガーがおすすめ

どちらも「炊飯器を買うなら象印かタイガー」と言われることもある人気メーカーですが、得意・不得意もあります。

まずはそれぞれの炊飯器の特徴を見てみましょう。

象印の炊飯器の特徴

炊飯器 象印 タイガー

象印はもともとマホービン(魔法瓶)のメーカーです。

その分、炊飯器で重要な保温のノウハウには長年の蓄積があります。

象印が初めて電子ジャー炊飯器を発売したのは、1974年のこと。

つまり、炊飯器だけで、ほぼ50年の歴史があることになります。

象印の炊飯器の特徴は3つ挙げられます。

  • 保温機能に優れている
  • 手入れのしやすさにこだわっている
  • 炊飯時の音がやや大きい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

保温機能に優れている

マホービンメーカーから出発した象印の炊飯器の魅力は、やはり保温機能。

炊飯器のモデルにもよりますが、炊きたてのご飯のおいしさを24~40時間保ってくれます

これなら次の日まで残ったご飯もおいしく食べられますね。

手入れのしやすさにこだわっている

また、象印は手入れのしやすさにもこだわっています。

炊飯器はお米のにおいが残ってしまう「におい残り」も気になります。

しかし、象印の炊飯器はクリーニング機能を備えており、におい残りを抑えてくれます。

クリーニング機能とは、炊飯器に水を入れてスイッチを押すだけで勝手にクリーニングをしてくれます。

水を入れるだけなので、いつでも簡単にクリーニングができます。

毎日使うものだけに、手入れのしやすさを重視する人には象印がおすすめです。

炊飯時の音がやや大きい 

象印の炊飯器の気になるポイントは、炊飯時の音がやや大きいことです。

モデルごとに口コミを見ると、音の大きさを気にしている人が複数いらっしゃいます。

私は象印圧力IH NP-RM05の炊飯器を使っていますが、確かに音が少し大きいなと思いました。

言われてみて「そういえば」と思ったくらいですが、気になる人は気になるかもしれません。

タイガーの炊飯器の特徴

炊飯器 タイガー 象印

タイガーも元々は魔法瓶のメーカーで、炊飯器製造の歴史も50年以上あります。

タイガーは料亭で提供されるような「土鍋ご飯」のおいしさを家庭に届けることを目指しています。

そんなタイガーの特徴は3つ挙げられます。

  • 土鍋風に炊ける炊飯器のモデル展開が豊富
  • 炊飯メニューが充実している
  • 少し保温性能が不安

それぞれ詳しく見ていきましょう。

土鍋風に炊ける炊飯器のモデル展開が豊富

タイガーの炊飯器は象印とは違い、ほとんどのモデルで本土鍋土鍋コート釜を採用し、土鍋風のご飯を楽しめます。

そのため、憧れの土鍋風に炊ける炊飯器を豊富なバリエーションの中から選べます。

自分の家に合った炊飯器を選ぶのは大事なので、土鍋風に炊ける炊飯器が多いのは嬉しいポイントです。

炊飯メニューが充実している 

また、タイガーの炊飯器は炊飯メニューが充実しているのも魅力です。

中堅モデルでも少量のご飯をおいしく炊ける「少量旨火(うまび)炊き」メニューや、「冷凍ご飯」メニュー、「すし・カレー」メニューなど多くの炊飯メニューがあります。

その日の料理や都合に合わせてご飯が炊けるのは便利ですし、料理が楽しくなりますね!

少し保温性能が不安

タイガーの炊飯器の気になるポイントは、少し保温性能が不安なことです。

口コミを見ると、長時間の保温をしたときに、水分が溜まりやすくなってしまうというコメントが複数見られます。

「冷凍ご飯」メニューもあるので、冷凍してご飯をおいしく保存することはできますが、ご飯を長い間保温しておきたい人は気になるかもしれません。

象印とタイガーの性能を比較

ここからは象印とタイガーの性能差を比較します。

比較するのは、両メーカーの2万円台から買える圧力IH炊飯器7万円台の最上位モデルです。

今回は全て一般的な5.5合炊きのものをピックアップしました。

まずは2万円台から買える圧力IH炊飯器を比較してみましょう。

【2万円台の圧力IH炊飯器】 

メーカー象印タイガー
名称極め炊き® 圧力IH炊飯ジャー NP-ZX10圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉JPV-B100
参考税込価格(円)23,370~24,150~
消費電力/1回144Wh/回181Wh/回
保温時間30時間12時間
特徴・3通りの食感に炊き分け
・おいしさを引き出す「うまみ圧力蒸らし」
・「うるつや保温」
・クリーニング機能付
・豊富な炊飯メニュー
・ふっくら炊き上げる土鍋コート釜
・ご飯以外も作れる調理メニュー
・圧力洗浄コース付

象印の極め炊き® 圧力IH炊飯ジャー NP-ZX10とタイガーの圧力IHジャー炊飯器〈炊きたて〉JPV-B100では、保温性能が大きく異なります。

象印が30時間に対して、タイガーは12時間。

ご飯を長時間保温しておきたい人は、象印の方が魅力的に感じるでしょう。

一方、タイガーの魅力は、豊富な炊飯メニューと調理メニューです。

最短15分で炊ける少量高速メニューから2倍の時間をかけることで「ごちそうご飯」が炊ける極うまメニューも揃っています。

更にドリアや煮込み料理まで作れてしまう調理メニューもあり、お料理の楽しみが広がるでしょう。

お手入れのしやすさでは、比較した2万円台のモデルでは目立った差がありません。

2万円台の圧力IHで保温を重視するなら象印炊飯・調理メニューの多彩さを重視するならタイガーがおすすめです。

【最上位モデル】

メーカー象印タイガー
名称炎舞炊き圧力IHタイプ NW-FA10土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPL-S100
参考税込価格(円)70,300~72,800 ~
消費電力/1回151 Wh/回159Wh/回
保温時間40時間24時間
特徴・縦横無尽にお米を舞い上げる「炎舞炊き」
・集中加熱を活かす「豪炎かまど釜」
・121通りの炊き分け
・蒸気を抑える蒸気セーブメント
・大火力を長時間維持する「土鍋ご泡火炊き」
・伝統工芸「萬古焼」の本土鍋
・お米の銘柄別70種類炊き分け
・お茶碗一膳分から炊ける少量炊飯対応

最上位モデルでは両メーカーの「おいしいご飯の哲学」で大きな違いが出ていると言えるでしょう。

象印は3DローテーションIHによって、縦横無尽にご飯を舞い上げる「炎舞炊き」が特徴です。

「炎舞炊き」によって、ごはん一粒一粒までふっくら炊き上げます。

一方、タイガーは伝統工芸「萬古焼」の本土鍋を使い、大火力を長時間維持する「土鍋ご泡火(ほうび)炊き」が特徴。

ご飯の甘みを引き出し、弾力のあるご飯に仕上げます。

また、炊き分けでは、象印が好みに合わせて炊き分け方を121通り選べるのに対して、タイガーではお米の銘柄によって70種類の炊き分けができます。

自分の好みで選びたいか、プロ目線でお米ごとに炊き分けたいかで、どちらが魅力的か変わるでしょう。

保温時間は、象印が40時間、タイガーが24時間と大きく差が出ています。

とはいえ、24時間保温できれば、ご飯を食べきれることも多いのではないでしょうか。

一方、少量炊飯に優れているのはタイガーです。

食べきれるご飯を本当に炊きたてで食べたい人は、タイガーの方が合っているでしょう。

手入れのしやすさでは、両メーカーとも一定の配慮はあるものの、象印は蒸気を80%以上カットできる蒸気セーブメントを搭載しているのがポイント。

炊飯器を置く台の結露も防げるこだわり仕様です。

最上位モデルでは、保温性能とお手入れのしやすさを追求するなら象印本土鍋で炊いたご飯と、食べきれる分だけおいしく炊く機能を求めるならタイガーがおすすめです。

象印の炊飯器をおすすめしたい人

炊飯器タイガーと象印 どちらが良いか

各メーカーの特徴を伝えられても「結局どっちがいいの?」と悩む方も多いですよね?

ここからは、どんな人がオススメなのか紹介していきたいと思います。

象印の炊飯器をおすすめしたい人
  • 保温時間は長い方がいい
  • お手入れがしやすい方がいい
  • 炊飯の音が多少大きくても気にならない

ご飯を炊いたり、保存しておくなどの、日常的な生活の手間を減らしたい人は、象印の炊飯器を選ぶとよいでしょう。

ご飯をおいしく保てる保温時間は象印が優れていますし、上位モデルではお手入れのしやすさにもこだわりがあります。

やや、炊飯の音が大きいのがネックですが、他の作業をしていれば気にならないレベルです。

忙しい日常生活を少しでも楽にしたい人なら、象印の炊飯器がおすすめです。

タイガーの炊飯機をおすすめしたい人

象印の炊飯器をおすすめしたい人
  • 炊飯メニューや調理メニュー重視
  • 土鍋風の炊きあがりがいい
  • 保温の短さは気にならない

炊飯メニューにこだわったり、調理メニューからさまざまな料理を作るなど、お料理を楽しみたい人は、タイガーの炊飯器を選ぶとよいでしょう。

土鍋風に炊ける炊飯器のモデル展開も豊富なので、憧れの土鍋風炊飯器の中でも我が家に合った一台を選びやすいです。

保温時間は象印に比べれば短いですが、「冷凍ご飯メニュー」で冷凍保存してもおいしいですし、少量炊飯にも対応しているので、食べきれる分だけ炊きたてで食べられます。

日常生活で多少手間がかかったとしても、料理の楽しさやおいしさを大事にしたい人はタイガーの炊飯器がおすすめです。

まとめ

今回は象印とタイガーの炊飯器を比較してきました。

保温性能に優れ、お手入れのしやすい象印は、日常生活の手間を減らしたい人に向いています。

一方、炊飯・調理メニューが充実し、土鍋風炊き上がりが強みのタイガーは、手間がかかっても、おいしいお料理を楽しみたい人に向いています。

炊飯器選びはご飯のおいしさに直結します。

予算もあるかと思いますが、ちょっぴり高いモデルを買うと、ご飯の満足度が上がっておすすめですよ。

お家に合った良い炊飯器を見つけてくださいね!