「大学を中退すると就職できない」
「中退すると人生のレールから外れてしまう」
と不安になる方も多いです。
確かに、大学を中退するデメリットはありますが、メリットもたくさんあります。
大学を中退する事で新しい人生への第一歩を踏み出すことになります。
ひとつの前向きなきっかけになった人もいますよ!
今回は、大学を中退するメリット・デメリットをご紹介します。
目次
大学を中退するメリット
理由は様々ですが、大学を退学するというのは大きな決断です。
大学での生活を辞めた事で得られるメリットは様々あります。
- アナタの好きなことに専念できる
- 興味がなくなった学業を続ける必要がない
- 早いうちから社会を知ることができる
- 無駄な授業料の支払いがなくなる
アナタの好きなことに専念できる
大学生活を送る上で、アナタが本当にやりたい事、好きな事が見つかれば中退する事で専念できます!
大学に通っていた時間を自由に使うことができるので、やりたいことに時間を使えます。
若い時期はあっと言う間に過ぎていきます…
挑戦したいことがあれば、思い悩んだり迷ったりして時間を過ごすよりも思い切って行動すべきです!
例えば、「起業」「会社で働きたい」「社会貢献がしたい」「海外に留学したい」など、アナタの目標に向かって突き進む事が可能です!
中退後にしたいことが明確になっている人ほど、その行動はスムーズで活力にあふれています。
また、起業や就職ではなく「別の大学で学び直したい」「新しい学部・学科に入りたい」など、他の大学への編入・再入学を目指すモノ素晴らしい決断です。
本当に自分が学びたい分野を学んだほうが将来の為になります!
興味がなくなった学業を続ける必要がない
大学は、合う人と合わない人がいます。
それぞれの性格や考え方、好みが違うので大学を面白いと感じない人もいます。
興味が持てない学業はとても苦痛でストレスをためてしまいます…
大学を中退することで、学業に関する苦痛やストレスから逃れることができます。
更に、大学には人間関係のストレスもあります。
どうしても大学の人間関係になじめない。大学生活に適応できない。という場合もあります。
日々の大学生活はストレスでしかありません。
大学を中退すると人間関係から解放されるので、新しい気持ちで再スタートを切ることができます!
会社組織では、どんな生き方がいいのか人間関係の構築の仕方をよく考えておくべきです。
早いうちから社会を知ることができる
「大学で勉強より、社会経験の方が大事」なんて言葉もあります。
会社の社員として働く、ボランティア活動を行う、社会の現場で活動することで大学での勉強よりも多くの事を学ぶことが出来ます。
早いうちから社会を知ることで、知識や経験、人間形成などの面で大きなメリットがあります。
大学での体験というのも人生においては大事かもしれません。
しかし、遅かれ早かれ全員が社会に出ていきます!
社会に出ると実力がある人がお金を稼ぎ・裕福な暮らしをしていきます。
大学を卒業したからとって大金が手に入るわけではありません。
無駄な授業料の支払いがなくなる
大学に行きたくない。と思いながら通うのは、お金の無駄です!
やる気がない学業は何のためにもなりません…
大学にかかる学費は全体で数百万かかりますが、その支払いは無駄になってしまいます。
無駄にお金を使い続けるよりも、アナタがやりたい別の事にお金を費やしたほうがよいです!
大学中退のデメリット
では次に大学を中退するデメリットを見ていきましょう。
- 最終学歴が高卒
- 退学中退は生涯賃金が低くなりやすい
- 就職は厳しい戦いになる
- 奨学金の返済が大変
- 学割サービスがなくなる
最終学歴が高卒
大学を中退すれば、最終学歴は高卒になります。
履歴書などには中退した旨を記載する必要があります。
高卒が悪いわけではありませんが、学歴がないことによって就職・給料・出世・人間関係などに悪影響を及ぼす可能性もあります。
高卒というのはイメージが悪いというのが親世代には特に多いです。
退学中退は生涯賃金が低くなりやすい
日本は、中卒か高卒か大卒かで生涯賃金に差が出ています。
一般的な会社に入社して定年を迎えると、大学卒業の方が賃金・給与水準は高くなる傾向があります。
高校を卒業して大学に行かないで4年間長く働いても、大卒の人よりも生涯賃金が低くなってしまいます。
大学中退の場合も、扱いは高卒になるので大学を卒業した人よりも生涯で得られる賃金・給与が少ないです。
生涯賃金の面で大きなデメリットとなります。
就職は厳しい戦いになる
日本は学歴を重視する企業が多く、学歴がないと就職活動は厳しい戦いになります。
大卒(新卒)を条件として求人を行っている企業も数多く存在します…
成果主義が少しずつ認知されてきていますが、新卒主義が多いのが日本の現実です。
履歴書に記載されている「中退」という文字を見られると、必ず理由を聞かれます。
しっかりとした理由を答えないと、就職は厳しい戦いになります。
就職を考えている人は有効活用しましょう!
奨学金の返済が大変
アナタが奨学金を利用していた場合、中退しても奨学金は返還する必要があります。
奨学金の返還は、中退手続きが完了した月(貸与終了後)から7カ月目に始まります。
中退後にしっかりとした返済能力(財力)があれば問題ありませんが、アルバイトなどであれば重くのしかかります。
基本的には、月々の分割払いになるので毎月の返済でお財布を圧迫します…
学割サービスがなくなる
大学を中退した時点で、学生ではありません。
学割サービスなどは一切使えなくなります。
電車の定期券や映画館や美術館などの割引利用は無くなります。
1番痛いのは、携帯電話の契約料金の学割サービスですね。
学割で安く利用していたけど、大学を中退したら料金が跳ね上がった。というケースはたくさんの方が悲鳴を上げています…
大学の中退だけではなく休学も考える
大学を中退したい思っても、他の手段がないか考えることも大切です!
少しだけ立ち止まって、大学を完全に辞めるのではなく、一時的に休む休学という手段も考えてみましょう。
なぜ退学したいのか。やりたい事は今しかできないのか。
1年間やりたい事をしてから大学に復帰するのはどうか。
人生の大きな決断なので思いっきり悩むべきです!
悩んだ末の中退というのは誰も文句は言えません。
アナタの人生なのでアナタが決めるべきです!
大学を中退した有名人・著名人はたくさんいる
大学を中退した有名人はたくさんいます。
大学を中退したからこそ成功した人もたくさんいます。
そんな方々を少しご紹介します。
- スティーブ・ジョブズ
- ビル・ゲイツ
- 堀江貴文
- タモリ
- マイケル・デル(デル創設者兼CEO)
- マット・マレンウェッグ(WordPress開発者)
有名な方をあげるだけでも、こんなにも多くの方が大学を中退しています。
社会に出れば、大学中退している事なんて気になりません!
大学はあくまで学歴であって、全員が卒業する必要はありません。
大きな決断ですが、どちらを選んでもアナタの人生なので思いっきり楽しむべきです!
まとめ
大学生活が楽しく思えないというのは多くの方が悩んでいる事です。
中退する事によって様々なメリット・デメリットがあります。
どちらが正解なのかはアナタが決める事です!
周りの声・家族の声を聞く事も大事ですが、自分の人生をどうしたいかで決めましょう♪
アナタが選んだ道であれば、中退しても楽しい人生が待ち受けていますよ!