この記事は、ノンフライヤーで後悔したポイントについて書いています。
あつあつで肉汁たっぷりな唐揚げ!サクサクな衣がたまらないトンカツ!
みんなが大好きなメニューを、油使わず手軽に作ってくれる「ノンフライヤー」。
便利すぎる家電のランキングでは、常に上位を維持しています。
私自身も購入して、様々な料理で活用してきました。
実際に使ってみると便利ではあるものの後悔したポイントが出てくる気持ちもわかります。
こちらの記事では、そんな「ノンフライヤーで後悔したポイント」を、私の実体験を交えながら検証していきます。
買うか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ノンフライヤーはデメリットが多い?評判・口コミもあわせてご紹介
目次
ノンフライヤーを買って後悔したポイントは?
それでは早速、「ノンフライヤーを買って後悔したポイント」についてお話していきましょう。
結論から言うと、私は後悔はしていません。
まず、何か商品を買って後悔する時というのは、「高かったのに」という気持ちが一番に出てくるのではないでしょうか。
「ノンフライヤー」は、便利な家電でありながらリーズナブルな商品のため、「高かったのに」という気持ちは軽減されます。
もちろん高価な商品もありますが、10,000円前後で基本の操作が備え付けられたものを買えますよ!
参考:価格.com‐ノンフライヤー・ノンオイルフライヤー
ただし、全ての人が「料金が安い=後悔しない」という訳ではないですし、買って後悔したというがレビューがあることも確かです。
後悔したポイントのレビュー
それでは、後悔したポイントとしてどの様なレビューが多いかを見ていきましょう。
音が意外とうるさい
油を使って揚げ物をする際、換気扇や食材を揚げる音が結構気になります。
ノンフライヤーだったらうるさくないかと思っていたところ、そうでもなかったという意見です。
確かに商品説明などで音について記載しているものは少ないかもしれません。
そのため、使ってみて初めて気づいたという方も多いのでしょう。
ノンフライヤーは、熱と空気で調理をする家電製品です。
ファンを使って対流を起こすため、その時に音がします。
また、揚げたあとに冷却する際もファンが回るので、うるさく感じる人が多いようです。
ノンフライヤーが届いたのでポテト作ってるがうるさい
— ド貧脚メタボ (@hinkyakuraider) June 24, 2021
ただ、個人的にはそんなに音は気になりませんでした。
ノンフライヤーを使用する時は、同時進行で他の料理を作っていることも多いです。
静かにしなくてはいけない場面でもないので、ファンの音くらいでうるさいと感じることはありません。
時間が結構かかる
料理が手軽にできるイメージがあるため、時短にもなると思っている方が多いようですが、そうではありません。
実は、私もその一人でした。
まず、下ごしらえの時間は変わりません。
変わってくるのはノンフライヤーの調理時間ですが、余熱時間も必要ですし、加熱時間は鶏の唐揚げで10分以上かかります。
ノンフライヤーで鶏の丸揚げ
時間はかかるがちゃんと火通ってて美味え pic.twitter.com/QEIdpI1cCh— めろきゅう (@melorin_9) January 31, 2022
ノンフライヤーの大きさによりますが一度に作れる量は限られています。
そのため、大家族で大量料理をする方には不向きかもしれません。
電気代を食う
後悔した口コミというよりは、ノンフライヤーを買うか悩む際の理由として多いのが「電気代がかかるのでは?」というもの。
実際に使ってみるとそうでもなかったという声が多いので、そこまで問題視する必要はないと思います。
電子レンジなどと比べると使用頻度は少ないでしょうから、電源を抜くなどこまめに対応することで節電にもなりますね。
洗うのが大変
油を使っての揚げ物で一番厄介なのが後処理ですよね。比べると断然ラクになります。
食材が入っていたバスケットや網部分は取り外し可能なので、まるっと洗浄可能。
本体は洗わず、汚れを水ぶきするだけで完了でした。
ただ、取り外した部分を洗って乾かして…。としている間は、本体と別々になっているので場所も取ります。
洗うものと拭くものがあって何だか2度手間感覚に陥る気持ちもわかります。
ちょっとした気持ちの面で大変さを感じてしまうのかもしれません。
置く場所に困った
ノンフライヤーって意外に大きいんですよね。
ネットなどで見ている限りではとってもコンパクトな家電に感じますが、買う前にサイズの確認と設置場所の確保は必須です。
我が家は炊飯器の横にあったコーヒーメーカーを処分し、ノンフライヤー置きとしました。
そのくらいの幅は必要です。
大きさと同時に重さも結構あります。
使用頻度が多くなりそうであれば、上げ下げ作業が必要な吊戸棚などを置き場所にすることはオススメしません。
ノンフライヤーの味はまずい?
簡単でヘルシーで美味しい!そんな料理が作れる!と思っているのに、実際作ってみたら、味がまずかったなんて、そんな本末転倒なことありませんよね。
「ノンフライヤー」で検索をかけると、確かに「ノンフライヤー まずい」というワードが次々ヒットしますが、それは過去の話とされています。
10年ほど前に販売され始めた頃は、認知度は低く、取り扱い方も曖昧なまま使っている人が多かったことでしょう。
今はクックパッドなどのレシピサイトでもノンフライヤーを使ったレシピは数多く掲載されており、美味しく仕上がる作り方が簡単に手に入ります。
とは言え、私が初めてノンフライヤーを使った際、鶏の唐揚げに挑戦したのですが、実際出来上がったのは鶏のソテーでした(笑)
こればっかりは多少の慣れも必要かと思います。
しかし、コツさえ習得できれば問題なく調理できるようになります。
もちろん商品自体も改良を重ね今に至るので、使いやすさなどもどんどん良くなっていることでしょう。
今晩は、主人がノンフライヤーでトンカツを作ってくれました!
美味しい”(ノ*>∀<)ノ pic.twitter.com/ubYoSsW1LP— なでしこ (@Monchouchou78) September 19, 2021
ちなみに、鶏のソテーにはなってしまいましたが、味としては問題なく大変美味しくいただきましたし、2回目からはカラっとした唐揚げとして完成させることができました。
ノンフライヤーを買って良かったポイント
後悔したポイントが様々挙げられているため、買うことを躊躇していた方も、少しずつ不安は拭えてきましたでしょうか。
次は、実際に使った経験を踏まえ「ノンフライヤーを買って良かったポイント」について、お話していきましょう。
- 大量の油が不要
- 後片付けが楽
- 料理のレパートリーが増えた
- 同時進行で副菜を作れる
- スーパーの惣菜や余った食材が蘇る
大量の油が不要
揚げ物をする際必要となるのが、大量の油。
個人的には、大量の油とさよならできたことが一番のメリットでした。
カロリーと糖質を抑えられ、病気のリスクが減るという健康面然り、油の使用料を減らすということは経済的にも環境的にも良いことばかりです。
食べ盛りの子どもがいるご家庭は、揚げ物の頻度が多いですよね?
我が家もそうですが、大人がその献立に合わせるのは年齢面で厳しくなってきたところに会社の後輩から勧められて即買いをしました。
油の持ちも良くなりましたね。買う頻度は顕著に減りました。
後片付けが楽
油を使わないことで後片付けは、かなり楽になりました。
今まで揚げ物を作ったあとは、牛乳パックや新聞紙にしみこませてみたり、凝固剤を使ってみたり色々と試してはみましたが、どれもとにかく面倒。
なるべく揚げ物はしたくないと避けがちになっていたほどです。
それが、さっと洗って拭くだけ。
コンロ周りに飛び散った油のあとをゴシゴシと取る作業も必要ありません。
料理のレパートリーが増えた
鶏の唐揚げやとんかつなどの定番料理はもちろん、魚や野菜にも使えるし、スイーツも作れます。
ホットサラダや野菜のフリットなど、野菜を使った料理も簡単に作れることは嬉しい誤算でした。
温度調整が可能なものであれば低温設定にして、根菜などをじっくり調理すると美味しいグリル料理の完成です。
白身魚と野菜を一緒に焼いた時は、塩コショウのみの味付けで十分楽しめました。
揚げ物の頻度があがったことはもちろんですが、予想していなかった他の様々なレシピも楽しむことができます。
実は、ノンフライヤー料理をまとめた本も発売されています♪
私も何冊か購入しましたが、様々なレシピを楽しめるので、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
同時進行で副菜を作れる
火を使わないため、温度と時間をセットさえすれば後は目を離しても大丈夫なノンフライヤー。
その間に、もう一品でも二品でも他のお料理を作れることは、時短に繋がるメリットです。
使い始めこそ要領うまくできずに他の献立まで手が回りませんでしたが、慣れれば全ての料理が熱々で食べられるようになるでしょう。
スーパーの惣菜や余った食材が蘇る
スーパーで買ってきたコロッケ。食べるときにはほぼ冷めていますよね。
そのまま食べる人もいるかもしれませんが、恐らくレンジやトースターで温め直す人が多いのではないでしょうか。
そんな時にもぜひ使いたいのが、ノンフライヤーです。
まるで揚げたてのように復活するだけではなく、余分な油を落としてくれてより良い状態に。
もちろんコロッケだけではなく、その他の惣菜も可能です。
電子レンジでは再現不可能なサクサク状態で食べることができますよ。
ノンフライヤーとオーブンの違い
温風を対流させることで食材を加熱させ料理を作る、という共通点を持つノンフライヤーとコンベクションオーブン。
もちろん、サイズやファンの位置、その他付属品など機能が異なる部分も多々あります。
一番の違いは調理時間。
ヒーターやファンの位置の違いから、ノンフライヤーの方が短い時間で調理ができます。
次に違うのはサイズですが、コンパクトなノンフライヤーに比べ、オーブンは小さいモノから大きいモノまであるとは言え、やはりだいぶ場所をとるでしょう。
そして、ノンフライヤーは、機能がシンプルなため使い方は簡単。
対してオーブンは様々な機能が付いているものが多く、使いこなすことができれば便利かもしれません。
ただし、ノンフライヤーは前述もした通り、一度に多くの量を調理することはできないため、大家族の場合はオーブンの方が使い勝手が良いでしょう。
まとめ
ノンフライヤーは、絶対になくてはならないアイテムとは言えません。
そのため、買おうか買うまいか悩む方が多いのでしょう。
私が期待をしていたのは、油を使わないという点と時短になるのでは?という点でした。
思ったほどの時短にはならずとも、要領よく使いこなしていくことで、少しの短縮は可能になりましたし、油を使わないことについてはメリットが多々ありました。
試してみる価値はある商品だと言えるでしょう。
ご自身の生活スタイルに合わせ、検討してみてはいかがでしょうか。