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【2024年版】エコキュートはおすすめしない!?やめとけと言われる理由

エコキュート おすすめ しない

この記事では、エコキュートおすすめしないについて書いています。

近年、日々の給湯コスト削減や環境問題に貢献できるなどの理由から人気の給湯器エコキュート。

多くの方が使用していて、自分も導入したいと思いますよね。

しかし、「エコキュートおすすめしない」「エコキュートはやめとけ」と言う声があるのも事実…。

化石燃料の依存性が低く環境に優しいとも言われているのに、何故なのか気になりますよね。

私の家も導入していますが、結論を言うと導入して良かったと思っています。

そこで今回は、「エコキュートはおすすめしない」をテーマに、エコキュートのメリット・デメリットを紹介していきます。

エコキュートおすすめしない理由は?

エコキュート おすすめしない

それでは早速、エコキュートおすすめしない理由をご紹介していきます。

エコキュートは人気がかなり高くて多くの方が使っているのに、何故おすすめしないと言われるのか気になりますよね。

エコキュートの累計出荷台数は700万台を超えました。
参考:日本冷凍空調工業会

実はエコキュートに他とは違うデメリットが6つ存在します。

  • エコキュートの初期費用が高い
  • お湯切れを起こす可能性がある
  • シャワーの水圧が弱い
  • 騒音問題
  • 設置にはスペースが必要
  • 飲み水などでは使えない

ここからはデメリットを詳しく紹介していきます。

エコキュートの初期費用が高い

1番大きなポイントは「初期費用」の部分。

エコキュートは、ガス給湯器より初期費用がかなり高いです…。

もちろん、機能性や容量などで相場は変わってきますが、一般的なガス給湯器よりエコキュートの方が10万円以上も費用が掛かります。

大体の相場
・エコキュート:25万〜40万円
・ガス給湯器:6万〜20万円
※本体価格です。

また、もしアナタが最新機能が搭載されているエコキュートが欲しいなら60万円近くします。
参考:価格.com

エコキュートはガス給湯器よりも日々の給湯コスト削減環境問題の貢献などで役に立つ部分を評価されているので初期費用も高いですね。

お湯切れを起こす可能性がある

ガス給湯器と比較すると、エコキュートは1日に使うお湯をタンクに貯めてから沸かす給湯器です。

タンクの水を貯めないガス給湯器と比較すると、エコキュートはお湯切れをする恐れがあります。

お湯切れをしないためにも、自分たちが使う家庭の湯量を計算して、必要な湯量が貯められるタンクの物を選ぶ必要があります。

タンク容量の選びポイント

3人未満の場合・・・300L未満のタイプ
3〜4人の場合・・・300〜400のタイプ
4〜5人の場合・・・400〜500のタイプ
5人以上の場合・・・500以上のタイプ

あくまで目安なので、お金に余裕がある方は大きめのタンクを購入しておけば、お湯切れを起こすリスクは避けられます。

また、最新モデルは一定数以下の湯量になると自動で湧きあがるお湯切れ防止機能を搭載されているモデルもあります。

シャワーの水圧が弱い

私が1番耐えられなかったのが、「シャワーの水圧

エコキュートは、ガス給湯器とは違い直圧式給湯器ではないので、シャワーの水圧が弱い傾向にあります。

ただ、最近のエコキュートはシャワーの水圧の弱さを改善してきています。

例えば、日立の水道直圧給湯モデルの機種は他の一般的なエコキュートより水圧が強い物のでオススメです。

騒音問題

少し前まで問題になっていたのが「エコキュートがうるさい」という点。

エコキュートはヒートポンプユニットと呼ばれる、エアコンの室外機みたいな物を設置してお湯を沸かします。

稼働中に運転音が出るのですが、古いエコキュートだと約50dB~60dBの音が出て、近隣の方に迷惑をかける恐れがありました。

しかし、騒音の問題も解決するように各メーカーが働きかけて、最近のエコキュートは稼働音が小さくなっています。

工務店によっては、エコキュートの稼働音を抑える防音パネルや工事を行ってくれます。

また、隣家などの寝室の近くに設置しないなどの配慮をする事も大切です。

ある程度のスペースが必要

先程、ヒートポンプユニットを設置するとお伝えしました。

エコキュートは貯湯タンクユニットヒートポンプユニットの2つが必要な給湯器のため、一定のスペースが必要です。

MEMO

貯湯容量によって大きさは異なりますが、平均的なサイズは以下です。

  • 高さ1800mm
  • 横幅650mm
  • 奥行き750mm

更に、貯湯タンクユニットは地震が起きた時に倒れない基礎工事が必要なケースも。

エコキュートの導入を考えている方は、まず設置スペースについて考えるべきですね!

最近では、薄型エコキュートが発売されているので、選択肢の幅は広がりつつあります。

飲み水などでは使えない

エコキュートの水は、一度タンクに貯めていることで、衛生面的にも問題があり飲み水には適していません。

理由としては、エコキュートで沸かした水道水には国の標準以上の消毒成分が含まれていないからです。

また、貯湯タンクではカルシウムやマグネシウムが酸化した成分が溜まって、汚れたりするので衛生面的にも飲水として使うのは止めときましょう。

エコキュートのメリット

ここまではエコキュートやめとけと言われる理由についてご紹介してきました。

しかし多くの方が導入しているという事は、それだけメリットが多くあるという事です!

他の給湯器にはないメリットがたくさんあります。

  • 光熱費代が安くなる
  • 太陽光発電との相性がいい
  • 災害時に役に立つ
  • 火災のリスクが減る
  • 地球に優しい

光熱費代が安くなる

まずご紹介するエコキュートの最大のメリットは、お湯を作る光熱費が安くなる可能性が高い事です。

エコキュートは空気の熱を利用してお湯を作る給湯器なので、省エネ性能が非常に高いです。

様々なメーカーがシミュレーションしていますが、ガス給湯器と比べると年間で約20,000円~25,000円ほど安くなっています♪
参考:Panasonic公式サイト

初期費用は高いですが、長年使う事を考えると、光熱費が安くなるエコキュートの方がお得というケースもありますよ!

太陽光発電との相性がいい

エコキュートのメリットには、太陽光発電と相性が良い点もあります!

最近では、太陽光発電システムや蓄電池などを設置している家庭も多いですよね?

太陽光発電で発電した電力を使用してエコキュートを稼働させれば、ランニングコストをさらに節約できます。

光熱費の節約や災害時に備えておきたい方は、エコキュートと一緒に太陽光発電や蓄電池の運用も検討してみてはいかがでしょうか。

災害時に役に立つ

実は、エコキュートは貯湯タンクユニットを外部から操作してお湯を取り出すことができます。

デメリットでお伝えした通り、飲料水には適していませんが、生活用水として使用できます!

370Lの貯湯タンクユニットは、2Lのペットボトル約185本分です。

特に、日本は地震や台風などの影響を受けやすいですよね?

停電や断水に備えられるエコキュートを導入してみてはいかがでしょうか。

火災のリスクが減る

灯油やガスを使った給湯器と異なり、エコキュートは自然冷媒や電気を利用しています。

火を用いてお湯を沸かすわけではないので火災のリスクは低いです。

また、ガス漏れなどのリスクも軽減されています。

エコキュートは、小さな子供がいる家庭やお年寄りのいる家庭でも、安心して使えるでしょう。

補助金が出ることも

エコキュートは、本体価格だけで30万円以上と高額な製品。

なかなか手が出ないという方も多いですよね?

そんな方の為に、エコキュートの購入にあたって国が補助金を支給していた時期があります。

ただ、残念ながら現在は国からの補助金は終了しています。

しかし、住んでいる自治体によっては、購入の補助金が支給されるところもあるそうです。

支給額は各自治体によって異なり、1万円~最大10万円程度が補助されるケースもあるみたいです。

エコキュートを導入する前に一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

【結論】エコキュートはどんな人におすすめ?

エコキュート やめとけ

ここまでは、エコキュートに関する様々なメリットやデメリットを紹介してきました。

ここまで見てきても「結局、導入しようか迷う」という方もいると思います。

そんな方の為にどんな方なら導入すべきかご紹介します!

エコキュートがおすすめの方
  • 省エネや節約をしたい人
  • 家族が多い人
  • オール電化住宅

上記に当てはまる人達にはエコキュートはおすすめですね!

一般的な住宅であれば、給湯や調理や照明などガスと電気の2種類を使用し、いくつかの熱源が存在します。

ただ、全ての熱源を電気にすることによって、安全な生活をおくり、省エネにも繋がり一石二鳥のメリットになるからです。

初期費用は高いですが、ランニングコストを考えるとエコキュートの導入はとても良い判断ですね♪

この機会にエコキュートを導入してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はエコキュートおすすめしないをテーマにデメリットなどを紹介しました。

エコキュートには、様々なデメリットがあります。

しかし、デメリットをしっかり理解したうえで、光熱費などを削減できるメリットを天秤にかけると導入する方も多いです。

アナタもぜひ導入してみてはいかがでしょうか。

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